100円散歩

　朝、外を見ているとなぜか散歩がしたくなり外に出た、持ち物は100円のみ。

 誰にも邪魔されずにのんびり歩きたいから。

 散歩しているときぐらい1人でいたい..

 朝は散歩するとほとんど人と出会うことはない、

田舎だからなのかコロナのせいなのか..たぶん両方。

散歩は好きだ　自由を1番感じられる。

歩きながらどこに行こうか考えていると

「あそこ今どうなってんだろう？」

と疑問に思った瞬間そこはもう今日の散歩の目的地になっている。

自分の進む道は自分で決める

これが1番重要だと俺は思う。（決めるのは散歩道だけな模様）

　向かう途中、普段は行かない道も通る。

周りを見て変わらない所もあるが、変わってる所はもう前の面影はなく

「こんな場所あったか？」と違和感を覚えるほど。

そういう変化が見れるのも散歩の楽しみではあるが、

逆に好きな場所がもう見れなくなると悲しい気分になる..

好きだった場所で生まれた特別な思い出は

これからも忘れることはない。

　目的地に着いたら自販機を見つけ、持ってきた100円で買える飲み物を探す。

近くに自販機がない時は多少遠くても

買いに行って飲み終わるまでベンチに座ってくつろぐ。

100円で買えるのは水か小さいジュースくらいしかないが

水が好きなので大丈夫。

頭の中を空っぽにしてベンチに座って

空を見たり・山を見たり・鳥を見たり・花を見たり..

アニメみたいなことが起きないか考えてたりしてると時間は過ぎていく。

人が増えてきたら飲み物を一気飲みしてお腹に違和感を覚えながら

今度は別の道を歩いて家に向かう。

迷子になる可能性は大きくなる、でも同じ道を歩いて帰る気はない。

たった数十分で見覚えがないほど変化する道なら帰るけど、

そんな道はない..あるとしたら非常事態の時くらいだ。

　散歩の終わりが近づくと、疲労とお腹の痛みが襲ってくる。

早く家に帰りたいと思う気持ちを抑え、ゆっくりと周りの景色を楽しみながら

家に向かって進んでいく...たまに早歩き。

どう考えてもお腹の痛みは水を一気飲みしたせいだが、俺は認めない。

そんなくだらない戦いをしていると家が見えてくる、

やっと着いた..と安心した気持ちになると同時に

もう終わりか..と寂しい気持ちにもなる。

どんなことにも終わりはある、受け入れないといけない。

でも自分次第で終わりは始まりに変えることができると俺は思う。

例えばこの散歩も終わりじゃなくて今は寄り道をしてるだけ、

そう考えると俺は今までずっと散歩していたんじゃないのか？

学校や会社にいる時も...あれは散歩だった？

　自分でも何書いてるか分からなくなったのでやめます。

毎日記事を書いてる友達がすごいと改めて実感しました。

これからもこんな風に意味の分からないことを書いて

少しでも楽しく読んでもらえればうれしいです。

　ありがとうございました。